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「じわっと。コーヒー」誕生秘話
私達の商品、「じわっと。コーヒー」ができた経緯を私達の思いもあわせて紹介していこうと思います!
気持ちを伝えるツール
私達の共通の思いとして、「高校生だから作れる物」を作りたいという思いがありました。商品の着想を得るため、高校生ならではの悩みを考えるところから始まりました。
同級生から聞いた悩みや私自身の生活を照らし合わせて、高校生皆に共通する悩みとして「反抗期、思春期で親に素直に感謝を伝えられない」というものがありました。友達の中には、LINEでしか話すことがない人もいて、驚いたのを覚えています。
私達は誰かに自分の気持ちを伝えたい時、状況に応じてさまざまな手段を使い分けています。そこで、まずはじめに、どんな時に何を使っているか洗い出すことから始めました。
・Twitter
→Twitterの中に自分で作った人物像で人とかかわることができる。
・Instagram
→ビジュアル重視で、写真で思いや自分の世界観を発信できる。
・Facebook
→実名制でメッセージ機能が充実しているため,日々の連絡に使えたりコミニティと関われたりする。
・LINE
→個人に対して個別にメッセージを送ることができる。ある程度知っている人とのやりとりが多い。
SNSの洗い出しを行なって気づいたことは,SNS は、やりとりしている相手の顔が見えないなど、より匿名性があるほど、より自分の気持ちを素直に発信、伝えやすいことがわかりました。
じわっと。伝えたい
ターゲット層を高校生に絞って考えてみると、私達の商品を買ってくれるお客さんは,
「親へ感謝の気持ちを恥ずかしがらずに伝えたい」人だと考えました。より自然に、恥ずかしがらずに渡すには、いつもの日常のどこかで渡せたら良いのではと考えました。私の親は、定日は朝に、休日はリラックスしたい時にコーヒーを飲みます。このコーヒーの時間は、どの世帯にもある時間ではないでしょうか。相手がリラックスしている時、感謝を伝えたらより心に響くと思い、購入した高校生の気持ちを届ける物として手軽に淹れる事もできるドリップパックコーヒーに決めました。
さらに恥ずかしくて渡せなくなってしまうのを防ぐために、商品の包装には感謝のメッセージをあえて入れていません。包装は、小さい頃に感謝を伝える時に送った「お手紙」をイメージしたデザインにすることに決めました。